2010年12月22日水曜日

激動の米電子書籍市場(Amazon)

激動の米電子書籍市場(ITPro)

(以下引用)
 2010年の米Amazon.comの動きを見ると、この1年で電子書籍市場が大きく変化した
ことが分かる。電子書籍リーダー端末「Kindle」は前の年の年末商戦で爆発的にヒッ
トし、Amazonの快進撃は続いていた。そんな同社の目の前に突如として現れたのが米
Appleの「iPad」。1月にSteve Jobs最高経営責任者が同端末を発表して以来Amazonに
は苦悩の日々が続いた。
(ここまで)
確かにKindleの敵はiPadかもしれないけど、もともとAmazonは端末でもうけようとしていないわけで、どちらかというとGoogle eBooksの脅威の方が第一に来るはず。
SONY ReaderがAmazonに対応したりすると、いいんだけどなぁ。いろんなeBook Readerが使えるといいと思う。

2010年12月20日月曜日

スーパースローで水の滴を見る

http://www.gizmodo.jp/2010/12/post_8193.html
水のしずくって、水面で跳ねるなんてしらなかった。

2010年12月15日水曜日

Kindleは確かに便利だと思う。
いまこそKindleが面白い

ただ、端末もいいけど、やっぱり品揃えとかサービスとのセットや3G対応だからいいんだと思う。

端末の出来としては、ソニーのReaderも良くできていると思う。
「箱から出してすぐに使える」、発売直後のソニーReaderでさっそく書籍を読んでみた
あとは品揃えとWiFiでつなぐことの操作性(Kindleは3GをONにすればつなぐことは考えなくてよい)がどれだけ負担なくできるか、あとはWiFiだとバッテリの持ちも気にして使うことになるだろう。海外では3Gモデルも出ているようなのでそれも気になるところ。

2010年12月4日土曜日

日本人の国民性(ミッドウェー)

ミッドウェーという第二次世界大戦の書籍を以前読んだ。
当時、今の日本の状況とまだまだ似ていると痛感した。国民性はあまり変わらないものだと思った。

今も読み直してみても、企業経営、政治にも思い当たるものがあり、よく分析されていると思う
「合理性を欠くわが国民性は、やることなすことが行き当たりばったりで、相互の間に理屈が合わない。セクショナリズムの国民性はものを見る視野が狭く、やることが独善的である。因襲から容易に抜けきれない国民性は、気がついても、ただちに180度転換の進歩的革新を行うことができない。熱しやすく冷めやすい国民性は、すぐ思いあがって相手を見下げる。かと思うと自主邁進の気迫に乏しい日和見的な国民性は、他力本願になりやすく、卑屈な事大主義ともなる。合理性を欠くために、希望と現実を混同して、漫然とことに臨み、破れてのち、初めて名論卓説を述べる。」(「ミッドウェー」淵田 美津雄、奥宮 正武 著より)

第二次世界大戦の軍上層部の動きを読んでも非常に思い当たる。

もっと気になるのは、米国では軍の教科書として使っているようだ。日本人も認識していない弱点をこういった書籍を活用して分析するところは、きちっと相手のことを知って対応するという国民性の違いを感じた。

ミッドウェーではないけれど、同じ著者の「機動部隊」という書籍では
「チョコレートやコーヒーがひとときかけても戦えぬ、といったような贅沢を言っている米軍に対し、梅干しと握り飯さえあればと、困苦欠乏に耐える日本軍がなぜ負けるのだろうか?ということであった。近代戦の様相はもはや精神力だけでは補えない。」
精神力、好きだものなぁ。あと、走りながら考える、というやつ。ある程度考えてから走りながら考えるのは意味があるが、全く前が見えずとりあえず走ってみるということも結構多いと思うが、反省すべきところかな、と思う。この点に関して言えば、OSAFのChandlerプロジェクトでも(「Dreaming in Code: Two Dozen Programmers, Three Years, 4,732 Bugs, and One Quest for Transcendent Software:
Scott Rosenberg」より)「「ready,fire,aim」という状況だった」とあったので、日本だからというところもないかもしれないが、失敗プロジェクトから学ぶ点は多いと思う。

ちなみにミッドウェー、機動部隊とも昭和26年の書籍であるが、全く古さを感じさせない普遍性があり、勉強になる。

2010年12月3日金曜日

Kindleで新聞を読む

Kindle2で今新聞を読んでいる。ヘラルドトリビューンだけど、結構いい。何がいいかって、自動配信がいい。

英語のPOD CASTを聴いているけど、毎朝つなぎに行かないといけないのは面倒。
その点、KindleはWirelessをONにしておけば、勝手に届けてくれる。WirelessをONにしっぱなしでも、バッテリーは楽々1週間はもつ。
いろいろと言い点悪い点をまとめてみた。

【いい点】
・何もしなくても自動配信。上書きされるから、消さなきゃという心配もない。
・タイトル面では、タイトルと最初の1行が読めるので、読み飛ばしにいい。
・記事のクリッピングができる
・目に優しくよめる。バックライトがないだけで目の負担はかなり軽くなる
・読み上げ機能付き(ただ、ほぼ使っていない)
・購読料が紙に比べて全然安い。記事数は少ないような気もするが、どの道自分の語学力では少なめで全く問題なし
・指でフリック動作をするより、ボタンでめくる方が断然楽。
【悪い?点】
・自動配信なので読み忘れると上書きされる。
 読み飛ばしがないように脅迫観念に駆られて毎日必ず紙面に目を通す。語学力を鍛える意味ではいいが、今日くらい休めば?という悪魔の声にまけずにがんばるのはつらいこともある。
・記事のクリッピングはいいが、単に1ファイルにつながるだけのようで、ページをめくるか検索しないとだめ。毎日の新聞のようにクリッピングした記事のタイトル一覧画面がほしい
・毎日だいたい決まった時間に配信されるが、たまにずれる。大体午後3:00くらいと思うが、たまに午前中につく。これは新聞社の勝手なのかは不明
・Kindle2の十字コントローラは不満でもないけど、もう少しまともなスイッチがありそうな気がする。

しかし、こうやって英語の訓練でも見ていると、日本の新聞社を通じて得られる国際ニュースは、日経でもだいぶ偏った記事だなぁと感じる。あと、半日遅れくらいでそのまま和約している記事も多いので、日本のプレスの国際取材力が高くないことを改めて痛感する。

そういう意味で気になる記事としては、半年くらい前から欧米等で話題になっている、Googleのストリートビューの車で家庭のWiFiデータを集めてしまっていた記事が日本の紙面で騒がれないのはなぜだろう。よく知らないのだが、日本ではやっていないのか、はたまた世界の動向に疎いのか、意図的に流さないようにしている理由があるのか・・・。あれだけヨーロッパの国々で騒がれているのでずっと疑問に思っているのだけど、実際どうなんだろう。